「大阪王将」のイートアンドHD、EC子会社を通じて餃子のネット通販会社を買収
外食事業や食品ECなどを手がけるイートアンドホールディングスは10月28日、子会社で「大阪王将」のECサイトを運営するナインブロックが、餃子ECサイト「美食点心ぎょうざ館」を運営するオーパスを買収し、子会社化すると発表した。株式譲渡実行予定日は10月31日。
オーパスは自社工場で製造した冷凍餃子をネット通販で販売し、「本餃子」「黒餃子」などを展開している。「楽天市場」では中華総菜・点心部門でグルメ大賞を受賞するなど、多くのユーザーから高い支持を得ている。直近では、インフルエンサーとのコラボ商品「無添加餃子」が「楽天市場 ROOM Style Award 2025 上半期」を受賞し、新商品の開発・販売も順調に進んでいる。
イートアンドグループは展開するEC事業において、これまでの「大阪王将」「SAPPORO 餃子製造所」に加えて、「美食点心ぎょうざ館」を新たにポートフォリオに追加。より多様で強固な餃子ブランド群を形成するとしている。

「SAPPORO 餃子製造所」は特別感・季節感・限定感を打ち出した高付加価値商品でギフト需要を担い、「大阪王将」は幅広いラインナップと価格・品質のバランスで中華カテゴリー全般をカバー。これに加え、「美食点心ぎょうざ館」は手に取りやすい価格帯とトレンド性を兼ね備えた商品展開により、餃子中心のボリュームゾーンを強化。3ブランドの連携で、ECチャネルにおける餃子ポートフォリオをより強固なものとし、市場の多様なニーズに応える。

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