鳥栖 剛[執筆] 8:30

SHOPLISTは10月28日、EC事業者が抱える複雑な物流の課題を解決するため、複数の販売チャネルへの出荷対応、物流コストの最適化、365日稼働による柔軟な対応を提供する出荷代行サービス「Shoplist Direct」を、2026年1月から本格的に始めると発表した。

EC市場の拡大に伴い、EC事業者は「人手不足」「配送料の高騰」「販売チャネルの多様化に伴う出荷の複雑化」といった深刻な物流の課題に直面。特に、急な注文増加(物流波動)への対応や、「Amazon」「楽天市場」、自社ECなど複数チャネルの在庫・出荷を一元管理できないことが機会損失や業務効率の低下を招いているという。

こうした課題を解決し、EC事業者が「販売促進」というコア業務に集中できる環境を提供するため、「Shoplist Direct」の開発・提供に至ったという。

「Shoplist Direct」は、EC事業者が直面する主要な物流課題にダイレクトに応える3つの強みを軸に構成した。

複数の販売チャネルの出荷に一括対応

複数のECモールや自社サイトからの注文情報に合わせた出荷対応を実現。複数拠点へ在庫が分散することによる販売機会損失を低減する。

徹底的な効率化による物流コストの削減

ECモール「Shoplist」の運用で培ったノウハウやリソースを活用し、庫内オペレーションや梱包資材や配送会社を最適化し、物流コスト圧縮を実現する。

柔軟な物流波動に対応する365日稼働体制

セール時期や季節のイベントなどで注文が急増する「物流波動」に対し、365日体制で柔軟に対応。出荷遅延による顧客満足度の低下を防ぎ、安定した配送品質を維持する。


「Shoplist」は、レディース・メンズ・キッズファッションに加え、ビューティー、ライフスタイル雑貨などを扱うECサイトで、年間流通総額は約200億円。2025年2月末にファッションECモール「SHOPLIST」を運営するCROOZ SHOPLISTの全株式を、親会社だったクルーズが韓国発のファッションECサイト「NUGU(ヌグ)」のMediquitousに売却。7月からサービス名を「Shoplist」に変更した。

SHOPLISTは1万坪規模の自動化物流センター(SHOPLISTロジスティクスセンター)を自社で保有、物流インフラと運用効率の面でも高い競争力を持つという。

今後は、従来の日本国内向けローカル志向から脱却。K-ビューティーやK-ファッションを中心とした韓国コンテンツカテゴリを拡充していき、Mediquitousが運営するファッションプラットフォーム「NUGU」との戦略的シナジーを通じて、年間取扱高300億円以上の達成をめざしている。

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