大嶋 喜子[執筆] 7/24 6:30

ユナイテッドアローズはこのほど、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体CDPが実施した2024年の「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に初めて選定されたと発表した。

CDPは環境課題に関心が高い世界の機関投資家と連携して、世界約2万4000社を対象に調査を行っており、環境報告のグローバルスタンダードとして広く認知されている。

「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、サプライチェーンにおける温室効果ガス(GHG)排出量削減の課題に対して、企業がどのようにサプライヤーと協働して取り組んでいるかを評価する。そのうち、最高評価を受けた企業が「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に選定される。

ユナイテッドアローズは、サステナビリティ活動を「SARROWS(サローズ)」と名付け、2030年度(2031年3月期)に向けた3つの活動目標「Circularity(循環するファッション)」「Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)」「Humanity(健やかに働く、暮らす)」と、それぞれにひもづく数値目標を設定し、推進している。

ユナイテッドアローズが「SARROWS」の取り組みとして22031年3月期までに掲げている数値目標
ユナイテッドアローズが「SARROWS」の取り組みとして2030年度(2031年3月期)までに掲げている数値目標と2023年度(2024年3月期)までの実績

今回の結果は、このうちサプライチェーンにおける環境対策の取り組みが評価された。

ユナイテッドアローズはCDPの「サプライヤー・エンゲージメント評価」で、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」のほか、「気候変動」分野ではマネジメントレベルの「B」評価、水資源リスクを評価する「水セキュリティ」分野ではリーダーシップレベルの「A-(Aマイナス)」評価を獲得している。

ユナイテッドアローズのサステナビリティの取り組み(画像はユナイテッドアローズのIR資料から追加)
ユナイテッドアローズのサステナビリティの取り組み(画像はユナイテッドアローズのIR資料から追加)
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