高野 真維[執筆] 6:30

ZOZOの2025年4-9月期(中間期)連結業績における商品取扱高は、前年同期比11.9%増の3124億7300万円だった。

営業利益は2.0%増の310億7400万円となっている(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
営業利益は2.0%増の310億7400万円となっている(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

商品取扱高の事業別内訳は、「ZOZOTOWN事業」が同4.5%増の2356億1400万円。内訳は受託販売が同4.8%増の2249億6400万円、買取・製造販売が同29.5%減の15億9600万円、USED販売が同7.0%増の90億5200万円だった。

「ZOZOTOWN事業」以外の商品取扱高は、「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!オークション」で構成する「LINEヤフーコマース」が同18.3%増の344億4800万円、「BtoB事業」が同36.3%減の39億9100万円、「その他」が197億8500万円。

平均商品単価は同1.2%減の3584円。前年同期と比較して夏のセール実施期間が長かったことなどが影響してセール販売比率が増加し、平均商品単価が減少したという。

商品単価は前年同期比で1.2%減に(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
商品単価は前年同期比で1.2%減(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

平均出荷単価は同0.2%減の8183円。1万2000円以上の買い物で送料が無料になる施策の実施回数が前年同期と比較して増加したことなどで併せ買いの注文が増えたが、平均商品単価の減少がそれを上回って影響し、平均出荷単価は0.2%減となった。

出荷単価は前年同期比で0.2%減に(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
出荷単価は前年同期比0.2%減(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2025年3月期に1649だった「ZOZOTOWN」の出店ショップ数は9月末までに1686ショップに広がった。

出店ショップ数は堅調に推移している(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
出店ショップ数は堅調に推移している(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

2025年4-9月期(中間期)連結業績は、売上高が同6.5%増の1052億4900万円、営業利益は同2.0%増の310億7400万円、経常利益が同1.0%増の308億2600万円、中間期純利益は同0.6%減となる210億600万円。

LYST社の取得後に業績修正

ZOZOは、欧米を中心に人気を集めるファッションショッピングプラットフォーム「Lyst」を運営する英国企業LYST LTDの全株式を取得し、2025年4月に完全子会社化した。取得額は約231億円(2025年3月末時点の1ドル150円で換算)。

2025年4-6月期にLYST社の2026年3月期事業計画が確定し、取得原価の配分手続きが進んだという。これを踏まえて、ZOZOは最新の算定結果を反映した修正連結業績予想を策定。2026年3月期の通期業績予想を7月に修正した。

修正後の売上高は計画比3.3%増(74億円増)の2315億円、営業利益は同0.9%減(6億円減)の692億円、経常利益は同1.0%減(7億円減)の691億円、当期純利益は同1.4%減(7億円減)の478億円を見込んでいる。

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