約9割の配達員が「置き配で1日30分以上の時短」を実感。約半数が「日常的に半分以上を置き配で対応」
ライナフが全国の軽貨物ドライバーを対象に実施した「置き配」に関する調査によると、「置き配」によって約9割のドライバーが1日30分以上の時短効果を感じていることがわかった。また、日常的に半分以上の荷物を「置き配」で対応しているという。
調査対象は軽貨物ドライバー150人、調査期間は2025年7月28日〜9月17日。
7割超が「置き配」を「非常に便利」と評価
「置き配」の1日の利用状況を聞いたところ、「ほとんどが置き配」が35.3%、「半分程度が置き配」が29.3%で、合計すると過半数が日常的に半分以上を「置き配」で対応している。
「置き配」の全体的な印象は「非常に便利だと思う」が76.7%で、「やや便利だと思う」が17.3%となっており、配達業務の現場での支持が見られた。

「置き配」は1日30分以上の時短効果
「置き配」活用による時間短縮効果に関して、「1日の配達時間が30分以上短縮できている」が44.7%、「30分〜1時間程度短縮できている」が44.0%。ライナフは「置き配は利便性向上だけではなく、人手不足が深刻化する中で、生産性を向上させる有効な配達手段であることが裏付けられた」と解説している。

配達現場の負担軽減に効果
「置き配」の指定が増えた場合のメリットを聞いたところ、最も多かったのは「再配達が減る」(回答者129人)で、「対面時間が不要になり時間短縮になる」(同90人)、「自分自身のストレスが減る」(同86人)という回答が続いた。
ライナフは「配達業務における負担軽減や現場環境の改善に寄与する要素と言え、人材定着にもつながる可能性がある」と推測している。

9割以上が「置き配」のさらなる普及に期待
「置き配」を広く普及すべきだと思うかを聞いたところ、「強くそう思う」が77.3%、「ややそう思う」が17.3%で、9割以上が「置き配がより広く普及するべきだと思う」または「ややそう思う」と考えていることがわかった。

調査概要
- 調査期間:2025年7月28日〜9月17日
 - 調査対象:軽貨物ドライバー150人
 - 調査方法:インターネットによるwebアンケート
 
ネットショップ担当者フォーラムは「ネットショップ担当者フォーラム 2025 秋」を、11/6(木)+7(金)10時30分~17時15分に赤坂インターシティコンファレンスで開催します。すべての講演を無料で聴講できます!
顧客体験と収益の向上を実現するキタムラのマーケティング、成功するオムニチャネル戦略、ビームスの物流DX、ミスミの顧客体験最大化、AI活用事例、ECモール攻略法など、ECビジネスに役立つヒントをお伝えします。
