鳥栖 剛[執筆] 9:30

GMOメイクショップは7月22日、オーダーメイド型ECサイト構築プラットフォーム「GMOクラウドEC」において、日本郵便の住所を7桁の英数字に変換・伝達する新サービス「デジタルアドレス」を導入したと発表した。GMOメイクショップによると、EC構築サービスで初の導入になるという。

「デジタルアドレス」は5月から日本郵便が開始した新サービス。日本郵便のサービスを便利に利用するためのID「ゆうID」に登録している住所を7桁の英数字に変換、郵便番号を含む都道府県から町域、建物情報など住所情報の全文を7桁の英数字で表現する。

「デジタルアドレス」に対応するサービスにおいて、既存の住所の代わりに「デジタルアドレス」を利用することで、住所データを簡潔に伝えることができる。引っ越しなどをしても一生涯に渡って同じ「デジタルアドレス」を持ち続けることもできるという。

日本郵便の住所を7桁の英数字に変換・伝達する新サービス「デジタルアドレス」、「GMOクラウドEC」が導入
「デジタルアドレス」は住所を7桁の英数字に変換・伝達する

GMOメイクショップは、「住所DX」を推進する日本郵便の取り組みに賛同、その普及に向け「GMOクラウドEC」に導入した。「デジタルアドレス」に対応することで、ECサイトにおける煩雑な住所入力の手間を大幅に削減し、顧客の購買体験向上やEC事業者の業務効率化、配送ミスの削減などにつなげる。今後はGMOメイクショップが提供するECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」への導入も順次進めていく予定としている。

「GMOクラウドEC」で構築したECサイトでは、住所入力画面に「デジタルアドレス」の入力項目を追加できるようにした。これにより、ユーザーは、購入時の住所入力フォームに「デジタルアドレス」を入力するだけで、正確な住所情報を自動で呼び出すことができる。

GMOメイクショップは、日本郵便がめざす「デジタルアドレス」の社会インフラ化という大きなビジョンと歩調を合わせながら、ECサイトにおける住所入力の効率化と正確性の向上に向けて、連携して取り組んでいくとしている。

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