オイシックス・ラ・大地がリテールメディア事業で広告ソリューションを本格始動、消費者に新しい商品との出会いを創出
オイシックス・ラ・大地は、商品の認知・理解促進から流通拡大までを一気通貫で支援するリテールメディア領域の広告ソリューションサービス「Oisix ra daichi ADs」を本格始動した。ソリューションサービスを通じて消費者に新しい商品との出会いを創出する。
オイシックス・ラ・大地は2023年から、「Oisix」の定期会員基盤を生かし、購買データや属性に基づくサンプリング、「Kit Oisix」とコラボした商品売り場連動型広告を展開してきた。2024年にはシダックスグループ、ノンピ、アグリゲートを子会社化し、グループのオフラインチャネルを強化している。
こうしたアセットの拡充などを踏まえ、従来の施策を体系化・強化し、新たにリテールメディアの広告ソリューションサービスを本格始動したという。

「Oisix ra daichi ADs」では、企画から広告の露出、マーケティングデータの還元などを展開する。コンセプト提案、商品コラボ(開発)、サンプリングといった企画面の提案、EC(Oisix、らでぃっしゅぼーや、大地を守る会)、実店舗(旬八青果店、シダックスグループ、ノンピ、ショップインショップ(提携スーパーマーケット店舗内にOisix売り場を展開))での露出などを予定する。

なお、オイシックス・ラ・大地は自社のリテールメディアの強みに「オンライン、オフラインでの事業展開」「『食べる』体験までの、一気通貫の支援体制」「効果的なターゲティング広告」の3つをあげている。
オンライン、オフラインでの事業展開
「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」のECに加えて、実店舗のチャネルも展開している。商品と売り場連動型のコラボレーション設計が可能。オンラインとオフラインの両チャネルを活用して一貫した価値を提供する。
「食べる」体験までの、一気通貫の支援体制
食材の仕入れ・調達、商品コラボ(開発)、販売までを一気通貫で支援するなかで、広告主が訴求したい「背景にある価値」や「新しい食べ方」の提案を、「体験」として顧客に伝えることができる。
効果的なターゲティング広告
ファーストパーティーデータ(自社で収集した顧客データ)を活用し、顧客の興味、関心や購買履歴に基づいてより効果的なターゲティング広告・サンプリングが可能。例えば、「腸活」に関する商品を多く注文している顧客に、腸内環境改善商品を届けるサンプリング施策などを今後展開する予定という。