シップス、リユースECサイトで配送時の脱炭素化を推進。CO2排出量を85%以上削減する“シェアバッグ”を配送オプションに追加
シップスは、「SHIPS」の公式リユースECサイトで、リユース梱包を顧客が選択できるシステムを追加した。ゴミやCO2排出量の削減、梱包に関連する顧客のストレス減少につなげる

シップスはリユースECサイト「SHIPS CYCLE MARKET」に、顧客が郵便ポストに返却できるリユース梱包バッグを採用した。
梱包バッグを使った商品の配送、それを返却するとクーポンなどの特典を提供するオペレーションシステムを導入。ユーザーの「梱包が過剰すぎる」「かさ張る」「解体やゴミ出しが面」「環境への罪悪感を感じる」といったEC購入後に消費者が感じる梱包へのストレス解消、配送で発生する梱包ゴミを最小限に抑え、ダンボール回収やゴミ焼却時に発生するCO2排出量を85%以上削減し、EC配送時の脱炭素化を推進する。

ユーザーが「SHIPS CYCLE MARKET」を利用する際、商品ページの「梱包方法」で、リユース梱包バッグ「シェアバッグ」を選択した場合、商品を「シェアバッグ」で配送する。郵便ポストへの返却完了後、顧客には「SHIPS CYCLE MARKET」で次回の注文時に使える500円OFFクーポンを贈呈する。
この仕組みは、comveyが提供する「シェアバッグ」のシステムを導入して実現した。ユーザーは「シェアバッグ」をポストに投函するとcomveyへと返却され、バッグはクリーニング・修繕を施した後に、再びシップスへと提供される仕組み。50~100回程度繰り返し使用されるという。
ダンボールじゃないシェアバッグという選択肢を持てることや、返却時の手軽さ、インセンティブ設計といった仕組みにより、持続可能な行動への第一歩を支援できると考えている。こうした取り組みを通じて、企業としての責任を果たすと同時に、消費者と共にサステナブルな社会の実現をめざしていきたい。(シップス 管理本部 社長室担当 サステナビリティディレクター 高梨勝央 氏)

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