パーソナライズスタイリングのDROBE、オンラインセレクトショップを開設。ライブ配信+ディレクターセレクトの購買体験を提供
1to1のパーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」を展開するDROBEは6月24日、オンライン上のセレクトショップ「&DROBE(アンドローブ)」を開設した。「DROBE」に会員登録をしていない消費者も、「DROBE」が独自にセレクトしたファッションアイテムを購入できるようになる。

「&DROBE」では、スタイリストが毎週ライブ配信を手がけ、テーマに沿った商品のセレクトと、利用者目線での着こなしを提案。アーカイブ配信も実施している。
ライブ配信で紹介したアイテムについて、視聴者はその場ですぐに購入できる。コメント機能による双方向のやり取りもできる。

DROBEは2019年、パーソナルスタイリングサービス「DROBE」を開始。プロのスタイリストが体型やライフスタイルの変化によって洋服選びに悩む女性顧客1人ひとりに、小物を含めたトータルスタイリングを提供している。会員数は20万人超。
「DROBE」は事前に約70問のプロフィールの入力、サービスの利用料を徴収する仕組みのため、「今すぐに新しい服がほしい」というニーズに答えることが難しかったという。消費者が気軽に利用できるようにするため、DROBEが厳選した商品を誰でも購入できる「&DROBE(アンドローブ)」を開設した。
DROBEは今後、利用シーンに応じて顧客が「DROBE」とECサイト「&DROBE」を使い分けられるようにする。顧客が自分に合うスタイルを知りたい時はは「DROBE」を、気軽に自ら選ぶことを楽しみたいシーンでは「&DROBE」の利用を提唱する。
DROBEは2019年4月に三越伊勢丹ホールディングスの子会社として創業。フェムトパートナーズから5億円の資金を調達し、2021年6月に経営陣によるマネジメント・バイアウト(MBO)を実施した。