鳥栖 剛[執筆] 6/12 6:30

ディーエイチシー(DHC)は6月5日、安心・安全なサプリメントを提供する取り組みの一環として、販売している32種類の機能性表示食品に関する機能性関与成分の分析結果を「DHCオンラインショップ」で公開した。

DHCのサプリメントは、GMP認証を取得した国内工場で製造、品質管理は工場に加えて、品質管理室でも検査している。機能性表示食品に関しては、表示する機能性を発揮するのに十分な機能性関与成分が含まれていることを担保するため、品質管理室で全ロットの成分について、分析・管理をしている。

その分析結果を「DHCオンラインショップ」で開示することにより、サプリメントを今まで以上に安心して購入できるようにするという。

分析結果を開示するのは機能性表示食品全32種類。掲載内容は届出番号、商品名、機能性関与成分(1日摂取目安量当たり)および分析結果。分析項目は次の通り。

  • 同社品質管理室にて、表示している量が商品に正しく含まれているか、「機能性関与成分の含有量」を測定
  • 製品製造前に原料の成分分析を実施
  • 同社の品質管理室にて高速液体クロマトグラフィーなどを用いて成分分析を実施
サイトに掲載する内容の例

DHCによると、安全性を第一に考えたモノ作りをしており、原料の選定は厳密に実施。国のガイドライン、社内での厳しいチェック項目、原料メーカーとDHC品質管理室によるダブルチェックをクリアした原料のみを使用しているという。

安全への取り組みとして、原料が工場へ納入される前から製品として完成したその後まで、さまざまな検査を実施している。

製造前原料確認

原料が工場へ納入される前に、同社の品質管理室にてニオイや色などを厳重にチェック。また一般生菌や大腸菌群、カビ・酵母を調べる微生物検査や、有用成分が規定量入っているか調査する重要な成分分析も手がけている。

製造後製品確認

製品を封入する前に、カプセルや錠剤などの外観、硬さや水分量のほか、規定時間内に溶けるかなどを確認。製造前に行った微生物検査や成分分析も、再度行っている。

最終製品確認

製品が封入された最終製品に賞味期限が印字されているか、規定の重量や粒数、品質保持剤が入 っているかなどを確認している。

製造工場の取り組み

同社が販売しているすべての健康食品は、「健康食品 GMPまたは健康補助食品GMP」の認定を受けた工場のみで製造。さらに、製造ラインには品質管理担当者が足を運び、管理体制をチェックしているという。

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