【LINEヤフーの2025年4-6月期】ショッピング取扱高は4245億円で5.9%増、eコマース取扱高は1兆951億円で6.8%増
LINEヤフーが発表した2025年4-6月期(第1四半期)連結業績によると、国内ショッピング事業の取扱高は前年同期比5.9%増の4245億円だった。
eコマース取扱高は同6.8%増の1兆951億円。内訳は国内ショッピングが4245億円、国内リユースが同3.4%増の2548億円、アスクルBtoBが同4.6%増の1027億円、国内サービス系が同7.0%増の1653億円、国内デジタル系が同17.4%増の572億円、海外ECが同18.3%増の903億円だった。

「Yahoo!ショッピング」では5月と6月に実施した販促施策が好調で取扱高は同6.9%増えた。リユースでは、「Yahoo!オークション」の利用者数が鈍化するも、「Yahoo!フリマ」の落札者数・出品者数が成長。また、越境ECなどを手がけるBEENOSの連結化子会社化も影響した。 サービスECは継続的な販促施策の実施によりトラベルの取扱高は同18.9%増に。ZOZOは「ZOZOTOWN Yahoo!店」が順調に成長、アスクルでは飲料・食品などの生活用品カテゴリが 堅調に推移した。
連結業績は売上高が同5.7%増の4896億3100万円、営業利益は同11.0%減の950億7100万円、四半期利益は同0.2%減の603億7300万円だった。セグメント別ではメディア事業の売上高が同0.6%増の1772億円、コマース事業の売上高は同3.5%増の2159億円、戦略事業は同22.1%増の966億円だった。
コマース事業の売上高は、LINEヤフー分野が同5.0%増の411億8900万円。内訳はショッピング事業が同2.1%減の189億9800万円、リユース事業が同14.0%増の123億9500万円、サービスEC事業が同10.0%増の94億600万円、その他が同1.1%減の3億8800万円だった。ZOZO、アスクルは同3.1%増の1748億100万円。