ワールドグループ、ユーズドセレクトショップ「RAGTAG」の海外1号店をタイで開店
ワールドグループは「ラグタグ」の海外1号店を開店した。現地向けのECも開設し、実店舗との連携を強化する
ワールド子会社のティンパンアレイは7月16日、ユーズドセレクトショップ「RAGTAG(ラグタグ)」の海外1号店を、タイ・バンコクの中心に位置する大型商業施設「One Bangkok」にオープンした。
ワールドとタイの企業グループSAHA GROUP(サハグループ)が2025年1月に設立した合弁会社WORLD SAHA(THAILAND)CO.,LTD.が出店を担った。今後はタイおよびASEAN市場で「RAGTAG」の事業基盤を築き、市場ニーズに応じた事業を展開する。

ティンパンアレイが運営する「RAGTAG」は、日本国内で24店舗を運営しており、EC販路も展開。5000以上のデザイナーズアイテムを厳選して提供している。
タイにおける二次流通の展開に向けて、ワールドから経営人材を派遣。ティンパンアレイが現地での店作りと販売ノウハウ面で人材の育成を進めてきたという。
また、SAHA GROUPのネットワークを活用した物流管理や、ラグジュアリー商材の仕入れを強化した。

タイでは自社ECと実店舗との連携を強化する。国内の「RAGTAG」でも利用者が多い店舗取り寄せ機能、観光が盛んなバンコクにおける観光客向けの販売戦略も視野に入れ、オウンドメディアなどを通じて「RAGTAG」の認知を広げる。

2024年の春にタイで開催した「ラグタグ」のポップアップでは、現地の売れ筋ブランド、サイズ、価格帯を把握することができたという。今後はニーズを捉えながら、タイだけでなくASEAN市場全体においても早期の事業基盤確立をめざす。
店舗概要
- 店名:RAGTAG
- 住所:Witthayu Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330(大型商業施設「One Bangkok」内)
- 店舗面積:約50坪
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