市場環境の変化を「強み」に変える! 衣料品メーカーの挑戦【ネッ担まとめ】

長い期間、日本の多くの市場が右肩下がりになっています。特にアパレル業界は、大手企業の海外生産などもあり、国産品の市場が1.5%まで縮小したといいます。市場環境がネガティブになるなかで、埼玉の衣料品メーカーはどのようなチャレンジをしたのか。参考にしていただければと思います。
ニーズがあれば、口コミで広がる
「ユニクロには手が出せない」分野で大成功…「ほかの下着は全部捨てた」埼玉のメーカーが"薄利多売"をやめた理由 | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/96443
「どこにも真似できない、というより、手間がかかる分コストもかかるのでどこもやりきれない」とスマイルコットン3代目社長・片山英尚さんはいう。
(中略)
「大手にはできないことをやらないといけない、という考えが片山さんと一致して。素材に合わせ、肌の弱い人でも安心して着てもらえるような縫製にしようとこだわりました」
「自分たちで工場を動かし縫製しているので、ベトナムや中国の工場のスタッフが難しいと感じるポイントがわかる。業界では工程ごとに分業の発注体制が一般的になりましたが、デザインや素材の選定段階から縫製を想定して、細かな仕様書と合わせてサンプルを起こせるのが私たちの強みだと思っています」
過去には「縫製工場を営む」こと自体にそれほど強みがなかったわけですが、縫製工場自体が減ったことで、強みに変化している。業界では分業が当たり前になっていますが、上流から下流の仕事を一貫して進めることができるわけです。
当然、その分コストがかかりますが、「お客さまからのニーズ」にしっかりと応えられている、つまり高い付加価値がある商品の提供ができているわけです。なにより、時間をかけて試行錯誤・挑戦した姿勢がすばらしいと思いました。
要チェック記事
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これはめちゃくちゃ市場が拡大する予感。IDOMの車両情報を掲載することで、いわゆる「商品数」が爆発的に増える状態に。
Let's noteとは何か? を問い詰めて磨きをかけた新モデル「SC」と「FC」登場 情シスも安心の仕掛けとは | ITmedia PC USER
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実は私、ずっと「レッツノート」派です。もう5、6台は買ったんじゃないかな。とにかく頑丈。階段から落ちたときも壊れなかった!
「意見が出るチーム」をつくるには?建設的な議論を行うための3つの考え方 | ANAGRAMS
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まずは意見を出せる場作りからですよね。口を開いてくれれば何かしらの意見やアイデアは出てきます。食事や飲み会でのコミュニケーションも重要。
“マーケの神様”も苦戦中?「イマーシブ・フォート東京」がずっとパッとしない真因 | ビジネス+IT
https://www.sbbit.jp/article/cont1/165190
そもそものアトラクションが少なかったり、課金モデルだったりするので、ビジネスモデルが微妙なのかもしれません(1回だけ行ったことあります)。
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もはや駄菓子業界になくてはならないキング「うまい棒」ですから、思いっきりネタに走って、老若男女を笑顔にしてほしいですね。
「食事・コーヒーで1500円超え」だが客足は途切れない…「決して安くない」コメダ、それでも愛される理由 | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/881585
たしかにコメダって、いい感じで「個室感」がありますよね。他のカフェと場の取り方がどこか違う気がします。私もよく優先的に利用しちゃう。
今週の名言
『ワールドトリガー』で学んだ社会人1年目の自分に教えたい名言4選 | ANAGRAMS
https://anagrams.jp/blog/learned-from-world-trigger/
「誰もが納得するような結果は出せない。ただその時やるべきことを、後悔しないようにやるだけです」
成果を意識しすぎると、どうしても足が止まってしまいますよね。
「これでいいのか?」「もっと良くできるんじゃないか?」――しっかり考えることは重要ではありますが、それによって「お客さまと対峙する」機会を減らしてしまってはいけない。
時間が経つことで、商機を逃してしまうこともありますし、なにより「お客さまと対峙」したときの「反応」を知ることができない。きちんとやるべきことを決めたスケジュール通りにやる。まずはここからなのではないでしょうか。
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東京都内で縫製工場を営む友人がおり、アパレル業界について聞くことが多いのですが、ユニクロの台頭はとてつもないインパクトだったようです。
この30年ほどで、都内に数百あった縫製工場がたった数件になってしまった。日本経済の変化も大きく関係しているようです。
そんな市場環境のなか、大手ができない仕事に挑む。しかしそれは「誰もやりたくない」仕事だったりするわけです。ここにチャレンジするのは、簡単ではない決断でしょう。