藤田遥 5/27 10:30

ZETAは、ECサイトの生成AI検索最適化(GEO:Generative Engine Optimization)サービス「ZETA GEO」の提供を開始した。

既存サービスと組み合わせて、Q&A一覧ページやLPを自動生成

「ZETA GEO」は、EC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」を組み合わせることで実現できる。

ZETA ZETA GEO 既存サービスと組み合わせて実現
「ZETA GEO」について

具体的には、「ZETA SEARCH」の検索クエリにおいて頻度の高い検索ワードを抽出し、それらのキーワードを「ZETA VOICE」におけるQ&A機能の「Q(質問)」候補としてリストを生成。候補に対して「A(回答)」を作成し、Q&Aとしてアップすることで、Q&A一覧ページの作成・更新と、個々のQ&Aページを自動生成する。

また、上記のような公式Q&Aだけではなく、「ZETA VOICE」のQ&A機能、すなわちユーザーがUGCとして「Q(質問)」と「A(回答)」を投稿できる内容についても、Q&A一覧ページの作成・更新、個々のQ&Aページも自動で生成する。「参考になった」というリアクションが多いQ&Aのみを対象にできるという。

生成AI検索は、信憑性の高いQ&Aを参考情報として取り込むことが予測されるため、「ZETA SEARCH」と「ZETA VOICE」を組み合わせて、生成AIにインデックスされやすいLP(ランディングページ)を自動生成することを実現した。

さらに、レビュー、Q&A、検索キーワードから関連性の高いハッシュタグを自動生成し、各Q&Aページに自動付与することで、さらに有用な情報が構造化されたLPが生成されるため、GEO効果の向上、ユーザーの回遊率アップも期待できるという。

生成AIの登場がECにも影響を与えていることを踏まえ、サービスを開始

近年、従来の検索エンジンに加えて「ChatGPT」などの生成AIを活用して知りたい情報を取得する行動が一般化しつつあり、検索という行為そのものが再定義され始めているという。

こうしたトレンドはECにも影響を与え始めており、今後、生成AI検索結果にECサイトの情報が含まれていないことは大きな機会損失になると考えられる。いかに生成AIの検索結果に取り上げられるかが、今後の顧客接点と購買行動における重要なポイントになるという。

こうした背景を踏まえ、「ZETA GEO」の提供に至った。

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