藤田遥 6:00

ZETAが実施した「ロイヤルティプログラム」に関するアンケート調査によると、ロイヤルティプログラムの利用理由トップは、全世代で「ポイントが貯まりやすいから」だった。調査対象は日本全国の20~59歳の男女500人、調査時期は2025年7月。

ロイヤルティプログラムの魅力、「現金や電子マネーに換金できるポイント」が最多

ロイヤルティプログラムについて魅力に感じている点を聞いたところ、最多は「現金や電子マネーに換金できるポイント」で、次いで「限定割引やクーポン」「会員ランクアップやステータス制度」だった。ロイヤルティプログラムに対して「お得さ」が魅力だと感じているユーザーが多い。

ZETA ロイヤルティプログラムに関するアンケート調査 魅力に感じている点
ロイヤルティプログラムで魅力に感じている点(n=500/3つまで選択可、出典:ZETA)

最も利用頻度が高いジャンルは「ドラッグストア」

最も頻繁に利用しているロイヤルティプログラムの商品・サービスについては、「ドラッグストア」(23.4%)が最多で、次いで「スーパー」(19.0%)「予約サイト」(14.2%)だった。

日常生活に密着した業態に加え、嗜好性の高い分野も上位に入っていることから、ロイヤルティプログラムが「お得さ」だけではなく、「ブランドを選ぶ理由」としても浸透しているようだ。

ZETA ロイヤルティプログラムに関するアンケート調査 最も頻繁に利用しているロイヤルティプログラムの商品・サービス
最も頻繁に利用しているロイヤルティプログラムの商品・サービス(n=500、出典:ZETA)

利用する理由、全年代で「ポイントが貯まりやすい」がトップ

特定のロイヤルティプログラムを月1回以上利用するユーザーに、よく利用している理由を聞いたところ、全年代で「ポイントが貯まりやすいから」がトップだった。

20代はお得感に加えて、待遇、愛着といった感情的価値も重視する一方で、50代は実利的なお得感を重視する傾向が見られた。

ZETA ロイヤルティプログラムに関するアンケート調査 ロイヤルティプログラムをよく利用している理由
ロイヤルティプログラムをよく利用している理由(n=500、出典:ZETA)

ZETAは、アンケートにおいて設問を掛け合わせた多角的な調査も実施。その結果、ロイヤルティプログラムで重視するポイントはジャンルやターゲット層によって異なることに加え、ロイヤルティプログラムの有無に関わらず、サイトの利便性、愛着の高さがユーザーの継続利用に影響を及ぼす可能性があることが示唆されたという。

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