中国発の格安EC「Temu」、日本の販売事業者による出店を完全開放。招待制→招待なしで出店可能に
中国発の格安EC「Temu」は6月20日、日本国内事業者向けの「国内販売事業者の募集プログラム」を全面的に開放した。同プログラムは2025年1月より招待制で開始されていたが、今回の完全開放から招待なしで出店が可能になった。

中国PDDホールディングスの格安ECモール「Temu」は6月20日、日本国内事業者向けの「国内販売事業者の募集プログラム」を全面開放した。プログラムは2025年1月から招待制でスタートしていたが、招待なしで出店できるようになる。
「Temu」は「国内販売事業者の募集プログラム」を本格展開することで、プラットフォーム上の商品ラインナップを拡充する。それにより、出店企業は新たな何百万人もの新規顧客層へリーチできるようになるとしている。
全面開放により、日本国内で登録し、在庫を保有する事業者であれば、招待なしで「Temu」の出店に申し込むことができるという。「Temu」によると、新規販売事業者の50%以上が、登録後20日以内に初回販売を達成しているという。
「Temu」は世界90以上で事業を展開し、安価な製品を提供。2022年9月に米国でサービスを開始し、日本では2023年7月にサービスをスタートした。効率化したサプライチェーンによって豊富な商品、価格の手頃さが消費者の支持を集めている。
これは広告です