鳥栖 剛[執筆] 6:30

Bytedanceは6月30日、「TikTok」アプリ内で商品を販売できるEC機能「TikTok Shop」における広告ソリューション「GMV Max」を7月中に日本で展開すると発表した。

「GMV Max」は「TikTok Shop」での売上増を支援するAI広告ソリューション。オーガニックと広告の両トラフィックを横断的に最適化する。広告の作成から配信、予算管理までをシステムが自動化、出稿主のROI(投資対効果)目標達成やGMV(流通総額)の拡大に貢献するとしている。「GMV Max」の特長は次の通り。

  • シンプルな広告作成:既存の動画クリエイティブやLIVE配信コンテンツを自動で取り込み短時間で広告設定が完了する。
  • 広告運用の自動化:自動で広告の出稿・停止・予算調整を実行し、効果的なクリエイティブを選定する。
  • 全トラフィックの最適化:「おすすめ」フィードに表示されるオーガニックトラフィックやアフィリエイトトラフィックを統合し、広告全体のパフォーマンスを最適化する。
  • 柔軟なROI目標設定:商品単位、LIVE配信ルーム単位でROI目標の設定が可能。目標未達時には配信量を自動で調整する。
「TikTok Shop」での売上増を支援する広告ソリューション「GMV Max」とは
「TikTok Shop」における目標ROIの達成や流通額の拡大に貢献

ショート動画とライブ配信へ対応

「GMV Max」は、「TikTok Shop」のカート付きショート動画、ショーケース、ショップタブなどのショート動画コンテンツに対応する「Product GMV Max」、LIVE配信に対応する「LIVE GMV Max」の2つで構成する。

ショート動画コンテンツに対応する「Product GMV Max」

「Product GMV Max」は「TikTok Shop」上のカート付きショート動画、ショーケース、ショップタブなどのショート動画コンテンツに配信される広告を最適化するソリューション。

「TikTok」に投稿された商品アンカー付き動画や商品カードのパフォーマンスデータから、システムが自動ですべての視聴導線を学習・分析。設定したROIの目標に基づいて広告の配信・停止、予算の調整、クリエイティブを選定する。

LIVE配信に対応する「LIVE GMV Max」

「TikTok」LIVEでのコマース配信に特化した広告ソリューション。LIVE配信ルームへの視聴導線の設計から、コメント・視聴・コンバージョンまでの行動データを一気通貫で分析する。

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