イングリウッド、冷凍宅配食総菜の「三ツ星ファーム」をリニューアル。商品ラインアップ、購入方法を拡充

EC事業、リテールビジネスのDX支援などを手がけるイングリウッドは、冷凍宅配食ブランド「三ツ星ファーム」を11月19日に全面リニューアルする。総菜プレート中心のサブスクリプションサービスから、ミールキット、主食、ホットスナックなど新たなカテゴリを大幅に拡充。管理栄養士監修によるバランスの取れた冷凍総菜プレートなど、日常のあらゆる食シーンに応えるプラットフォームへと進化させるという。
従来から展開している100種類以上の総菜プレートに加え、手軽に調理できるミールキット、パスタなどの主食、ホットスナックなどの商品を追加する。ラインアップは2026年3月までに200種類以上に拡大する予定。

ホットスナックシリーズは11月19日に発売を予定している。発売予定商品は、ポテトのコンソメ揚げ(1袋200g入り・税込929円)、コロッケ(同350g・税込929円)、冷凍たこ焼き(同1kg・税込1698円)、大学芋(同120g・税込929円)、チキンナゲット(同1kg・税込1199円)。

一般社団法人日本冷凍食品協会が全国の25歳以上の男女1250人を対象として2025年2月に実施した調査によると、冷凍食品を利用する頻度が「増えた」と回答した人の理由は、男女ともに「調理が簡単で便利だから」が70%と最も高く、次いで「おいしいと思う商品が増えたから」が40%だったという。イングリウッドは商品の拡充により、こうしたニーズに応える。
購入方法は、7食コース、14食コース、21食コースで構成する従来の定期プランをベースとする。リニューアルにあたり、既定の食数以上に商品の追加購入ができる仕様とした。「もう少し食べたい」というニーズに応える。
定期プランを利用している顧客には、定期の商品と合わせて購入できる「プラス商品」を展開する。

リニューアルの背景
イングリウッドは「三ツ星ファーム」の運営を2021年6月から開始。サービス開始から4年以上が経過する中で、顧客からこれまで提供してきた商品だけでは解決できない新たな要望を聞くことが多くなったという。従前の冷凍プレート(弁当)の形にこだわらず、顧客1人ひとりの食生活の悩みに寄り添うため、サービスの刷新を決めた。
これまでの累計出荷数は2025年9月末に3500万食を超えている。
